2008年04月04日

SIDS制度の国際比較

乳幼児の突然死を観察し記録する手法は
世界共通ながら、どのような条件が満たされたならば
SIDSに分類されるのかという基準については
米国基準、欧州基準、日本基準のそれぞれに違いがあります。

米国基準と欧州基準の統合がはじまっている現在
日本基準の異質性が際立ちつつあります。

米国基準は外形標準とでもいうべきもので
一定の外形を持つものをSIDSに分類します。 
必然的な結果として、SIDSとされたものの内実は
かなりのバリエーションを持ちます。

欧州各国の基準はSIDSであるかないかという区別を
米国ほどには重んじません。 
それよりも突然死全体を減らすという姿勢を重んじているように見えます。

日本は突然死全体よりもSIDSに注目するという点では米国型ですが
米国とは異なる基準を設定してきました。 
しかも、その基準は統一されておらず厚労省基準と文科省基準が
食い違うという以上に対立しています。

おそらくは日本もSIDSへのこだわりを捨て乳幼児突然死全体を
減らすことをめざす動きに同調していくときであろうと思われます


Posted by mti at 20:53 | Comments (0)